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掲載日: 2025年7月4日

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出穂早まる予想!葉色淡い!直ちに生育診断!遅れず穂肥!

米づくり技術情報No.13(PDF:923KB)

 

7月4日現在の試験研究機関における「はえぬき」の生育は、平年と比べて草丈は長く、茎数は少なく、葉数は多く、葉色は淡くなっています。また、県内全域でも茎数が少なく、葉色が淡い圃場が多く見られます。
「はえぬき」「雪若丸」の出穂は平年より1~3日早まる予想で、すでに穂肥の適期を迎えている圃場が多くなっています。暑い夏を乗り切るには、適正な葉色を維持しイネを消耗させない管理が重要です。直ちに生育診断を行って遅れずに穂肥を実施しましょう。

当面の技術対策 ~暑い夏に勝つ!~

イネの茎数や葉色を確認し、生育診断に基づいて遅れずに穂肥を実施する。
ケイ酸資材(水口施用等)を積極的に施用する。光合成促進、根の伸長促進、耐倒伏性向上、窒素利用率向上の効果あり。
全量基肥栽培においても、葉色が極端に低下している場合は、生育診断に基づいた穂肥を実施する。
中干し終了後は、間断かん水もしくは飽水管理を行って根の伸長を促進する。水のためっぱなしは厳禁。
畦畔、農道、休耕田等の除草対策を徹底する(7月2日:斑点米カメムシ類注意報発表)。

お問い合わせ

県産米戦略推進課  

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