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掲載日: 2025年6月25日

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雪若丸技術情報No.5を発行しました

有効茎数を確保⇒直ちに中干し!茎数不足⇒6月中に茎数確保!穂肥に向けた準備を遅れずに!

雪若丸技術情報No.5(PDF:304KB)

生育概況

「雪若丸」の6月25日現在の県全域の生育は、平年に比べて草丈は長く、茎数は平年並み、葉数はやや多く、葉色はやや淡い状況です。

技術対策

(1)有効茎数を確保したほ場から遅れずに作溝・中干し!

「雪若丸」は、6月中(8~9葉期まで)に有効茎数(560~580本/m2)を確保することが高品質・良食味米生産のポイントです。
有効茎数を確保したほ場では、直ちに作溝・中干しを行いましょう。

(2)茎数不足の圃場では、浅水管理とワキ対策を徹底して分げつ促進! 

日中止水、夜間かんがいを徹底し、水深2~3cmの浅水管理で分げつを促しましょう。
2週間予報によると、今後も気温の高い日が多い見込みです。
土壌の異常還元(ワキ)がみられた場合は、夜間落水や田干しを行い、根圏環境の改善を図ります。

(3)穂肥前の生育制御

幼穂形成期(出穂25日前)まで葉色を40未満に低下させないことが管理のポイントです。
6月30日の生育診断で穂肥をしっかり行える生育となるように、茎数や葉色をコントロールします。
 

斑点米カメムシ類多い! 
斑点米カメムシ類の発生密度減らすために、畦畔の草刈りは7月中旬までに終えましょう!

 

お問い合わせ

県産米戦略推進課  

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