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近年、県内各地でさくらんぼの褐色せん孔病の発生が多くなっています。この病気は、6月上旬頃から発生し、葉に円形の病斑がみられるようになります。雨よけを除去する頃から短期間に病斑数が増加し、多発すると、葉が落葉してしまいます。感染は、秋季まで続くため、8月上旬までの発病を低く抑えることがとても重要です。
薬剤防除のポイントは次の二つです。
一つ目は、収穫終了後、すぐに薬剤散布を行
うことです。多数の病斑がみられ、葉が黄色くなってからでは、この病気を抑えることはできません。収穫直後からしっかり薬剤散布を行って、発病を増加させないことがとても重要です。
二つ目は、薬剤散布の間隔をあけないことです。薬剤散布は、収穫が早く終わっても、予定した防除を省かずに実施しましょう。また、雨が続く場合は、散布間隔を短くしたり、雨の合間をみて散布したりすることで病気の感染拡大を防止します。
さくらんぼの花芽は、6月頃からつくり始められます。来年の安定生産に向け、収穫終了後も褐色せん孔病対策を徹底して、早期落葉を防ぎ、樹体に十分な養分蓄積を図りましょう。