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さくらんぼの結実を安定させるためには、ミツバチ・マメコバチといった訪花昆虫による活動が重要です。今回は、花粉交配用のミツバチをしっかり活動させるためのポイントについて、紹介します。
ミツバチの巣箱は、直射日光が当たらず温度変化が少ない場所に設置します。設置の際には、巣箱の出入り口を南または東に向け、ミツバチが活動しやすいようにします。巣箱を置く際には、箱を水平にするか、後方をやや上げておくようにしましょう。
また、ミツバチは湿気を嫌うため、巣箱を地面に直接置かず、コンテナなどの上に置きます。風当たりが強い園地では、防風ネットを設置しますが、ハウス全面を覆うとミツバチの活動を阻害するため、風上側のみに設置しましょう。
近年、さくらんぼは開花期の気候変動の影響で果実が結実しにくくなっています。今年は、マメコバチの数が全県的に少ないため、ミツバチを上手に活用するとともに、人工受粉などの結実対策を一つでも多く実施し、さくらんぼを絶対成らせましょう。