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果樹は、春先に芽が動き出し始めると、除々に低温に弱くなるため、凍霜害に遭う危険性が高くなります。
今年の生育は、平年より早まっており、さくらんぼでは、すでに低温に弱い時期になっています。そのため、霜注意報や翌朝の予想最低気温を参考にしながら、凍霜害対策を実施しましょう。
果樹は、雌しべの伸びとともに低温に弱くなり、さくらんぼでは、発芽10日後頃から開花期までが最も危険な時期です。発芽10日後頃では、-3℃程度の低温で大きな被害を受けますが、開花直前になると、-1℃でも被害が発生することがあるため、生育状況を確認しながら対策を実施しましょう。特に、樹勢が弱い樹では、短時間の低温でも被害が発生するため、重点的に対策を実施しましょう。
また、土壌が乾燥していると凍霜害の発生を助長する場合があります。日中に灌水を行って、土壌水分の確保に努めるとともに、地面を覆っているマルチや敷き藁などは、凍霜害を助長しますのですみやかに除去するなど、適切な凍霜害対策を実施しましょう。