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ロールベールサイレージの保管方法

牧草や飼料用稲を収穫後に円筒状に梱包したものを「ロールベール」と呼びます。これを、専用のフィルムで覆って密封し、サイレージ化した「ロールベールサイレージ」として保管するのが主流となりました。
この方法は、品質を維持したまま長期間保管することができますが、保管状態が悪いと、カビなどが発生し、給与出来なくなる場合があります。保管の際は、次の点に注意しましょう。
まず、排水の良い平坦な場所で保管しましょう。保管の際は、横置きにすると変形しやすくなり、気密性が低下し、カビが発生しやすくなるので、縦置きにします。
 次に、鳥獣害対策を徹底しましょう。カラスなどの鳥害対策として、テグスや紐をロールの上に設置しましょう。また、ネズミなどによるフィルム破損を防止するため、ロールとロールの間を30~50cm以上離して間隔を空けるとともに、ロールの下に網目が1cm以下の金網を敷くと効果的です。
 また、フィルムの破損があった場合は、粘着性の高いテープ等で速やかに補修しましょう。
 収穫した飼料を有効に活用し、飼料コストの低減を図りましょう。

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